11/04/2011

Fall Break明けの練習2時間

シンガポールのインターナショナルスクール、
ずれはありますが10月中旬頃から1週間から2週間、
Fall Breakと言う秋休みに入りました。

これってイギリスの学校だとあるそうなので元イギリス領だった名残り?

そんなわけで息子の学校も10月中旬から2週間お休み。
良い具合にSingapore Ice Dragonも2週間お休みでした。

今日はそのFall Break明けの初めての練習。
夜8時から10時までの2時間です。

普段は1時間のゲームだけなのでこの2時間の練習はきついと思いますが、
2時間中1時間強は4 on 4でのゲームです。

今日のゲームでは1つ上の日本人のK君と同じチームになったJ太郎。
普段から、「K君は本当に上手だよ。やっぱり東京のチームから来た人は違うなぁ。」とか、
「もしK君と一緒のチームになれたらパスとかちゃんと回して”ホッケー”出来るのになぁ。」と、
よく言っていたので、今日は同じチームでプレイ出来てとても楽しかったみたいです。

K君のママと普段ゲームを見ながら話しているのですが、

「ここのチームの子達ってパス出さないよねぇ。」

これ、本当で「パス回し」なんて事はまずありません。

よく、スティックをたたいて「こっち!こっち!」と自分の居場所をパックを持った子に知らせる、
なんて事もしません。

ほとんどの子が(高校生も)、

「俺様ホッケー」

で、ドリブルしながらパックを持ったままゴールまで突進して行きます。

それでうまく行くのなら良いのですが、たいていは途中でつぶされてしまいます。
ただ、パスを出したところでこれまたパスをレシーブ出来ない子も多いので、
パスを出したくなくなる気持ちもわからなくないんですが...。

今日、K君と息子はベンチに入っている間二人で「会議」をしたそうです。

「なぜ、シンガポールの子達はパスを出さないんだろう?」
「なぜ、ブレードからパックがちょっと離れるとすぐ諦めて立ちあがるんだろう?」
「なぜ、パスを出してもレシーブしないんだろう?」

と疑問は多かったみたいで...。

で、結論は、

「シンガポールだから仕方がない」

って事になったそうです。

確かに練習ではパスを回すようなドリルをするんですが、
日本でよくする練習も、みんなわからないので何回もコーチが説明をします。
私も素人なのでよくわかっていないのだけど、
見てるだけでも、効率が非常に悪い。

カナダ人やアメリカ人が多いチームなのだけど、
ほとんどの子達がシンガポールでしかホッケーをしていないので、
仕方がないと言えば仕方がないんでしょうが...。

ただ、今日話していたカナダ人のママが言ってました。

「このチームは保護者がおっとりとしていて、その点は本当にいいわぁ。
カナダでホッケーなんて言ったら、それはもうみんな競争心むき出しで、
こんな風にママ同士がゆったり話したり出来ないもの。」

って言ってました。

まぁ、たまに怒鳴っているお父さんがいますが、
全体的にはのんびりした雰囲気です。

練習最後の15分はダッシュ+腕立て、ダッシュ+腹筋なんかしてました。
みんな完全フラフラ状態

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