ちょっと前にIce Dragonで知り合ったシンガポール人のホッケーママから、Asia Elite Junior Hockey Tournament と言う12月に北京で開催されるジュニアのトーナメントのお知らせが来ました。
何故「Asia Elite(エリート)」と大会名に付いているかと言うと、参加チームの中に日本のJunior チームがいるからです。U16とU12と言う事で参加出来ればすごく良い経験になると思われる大会。
ちなみに参加チームは、
釧路ファイターズ
日光アイスバックス・ジュニア
北京パイオニアーズ
香港選抜
です。
Singapore Ice Dragonsにもお誘いが来たみたいなのですが、時期がクリスマスの為欧米人駐在員の子供達がほとんどのIce Dragonsでの参加は無理。
その代わり希望者は北京のチームに入れてもらえるから参加可能だよ、と言うゆる~い感じがアジアらしいトーナメントです。
我が家もどうしようかと迷っていたのですが、ここに来て北京の大会主催者からメールが...。
「北海道アイスホッケー連盟の偉いさんから電話が来て、北海道の教育を管轄する機関からこの時期の中国への遠征は許可出来ないと言われた。詳細は英語でのコミュニケーションの問題ではっきりしないけど、釧路のチームは来れない。」
との事。
う~ん、と言う感じですが、この間のデモや暴動の様子を見る限りわからなくもない決定ではあります。
実際私自身も、
「もし、行く事になったら北京にいる間は家族間でも英語で話した方がいいかな。S子にもちゃんと言っておかないと。」
とか思った位ですから。
ただこの大会、「Elite Hockey」と銘打っているので日本からのチーム参加がないと、看板に偽りありになってしまうんでしょうね。
アジアで一番の規模の香港でのアマチュアアイスホッケー大会のU16でSingapore Ice Dragonsは優勝したのでとりあえず「この辺りでは一番」と言う事で参加資格はあるのでしょうが、U16に中国からのチームは参加していなかったので、北京のチームとどっちがどうなのかは実はわかりません。
お気の毒なのは主催者の方です。ここに来ての参加が出来ないとの連絡。大慌ての様子がメールから伺えました。
確かに何かあってからでは遅いし、この時期日本人が団体で北京に行くのは危ない様な気もするし。でも、スポーツにそれも子供のスポーツにも政治的な問題が影響してしまうと言うのは、何とも嫌なもんですね。