1/31/2014

外国企業誘致が多い国はホッケー人口が増える?・シンガポールとドバイ

Singapore Ice Dragons vs Dubai Sandstorms
Mega 5's Hong Kong Tournament, 2013

いよいよ3月に迫った2014 Singapore Ice Dragons Youth Ice Hockey Tournament、実はOfficialなタイトルは、

Scotiabank Ice Dragons Classic tournament 2014 Singapore です。

Face BookにトーナメントのPageも作りました。
https://www.facebook.com/Hockey5s#!/icedragonstournament

Scotia bankがメインスポンサーになってくれたのでこう言うタイトルになりました。

今回のトーナメントは、

Atoms (U8), Squirts(U10), PeeWees(U12)の年齢別カテゴリーに各6チーム。
Bantams(U15)は最多の8チームが参加します。

シンガポールとバンコクからは2チームが参加。
クアラルンプール、カタール、ドバイ、上海、北京から1チームずつ、まだ最終確認が出来ていないのですが、台北からも1チーム参加予定で、アジア8都市から合計10チームが参加します。

この中に日本のチームがない事が非常に残念なのですが...。

日本のチームにも何チームか招待状を出したのですが、全く反応なし。これに関してはまた別の機会に書く事にして(長くなり過ぎる)...。

今回全ての年齢カテゴリーにチームを送ってくるのが、

Dubai Sandstorms(ドバイ・サンドストームス)とSingapore Ice Dragons(シンガポール・アイス・ドラゴンズ)です。Singapore Ice Dragonsはホストチームでホームリンクでの開催なので参加する人数が多いのは当たり前と言えば当たり前ですが、ドバイ・サンドストームスは去年5月の香港トーナメントではBantams(U15)の1チームだけだったのに、今回は全ての年齢カテゴリーへの参加です。

Singapore Ice Dragonsはホームでのトーナメントとは言え、PeeWees(U12)以外はAチームとBチームと2チームずつの参加です。今シーズンに入ってメンバーがとても増えているのです。

Singapore Ice Dragonsはどの年齢もいっぱいでWait listが出来ていると言う状態です。まだまだ外国人(主に北米と北欧)の駐在員の子供が主ですが、小学校低学年や中学年のチームはシンガポール人のメンバーも増えています。

 
シンガポールもドバイも両チーム共メンバーのほとんどが外国人。Shanghai Thunderbirds(上海サンダーバーズ)もAtoms以外は全年齢カテゴリーで参加です。こちらも外国人がメインのメンバー編成。

シンガポール、ドバイと共通しているのは外国企業の誘致に成功している都市と言う事。外国人駐在員が多い都市と今回のトーナメントに参加人数に苦労しない都市とが比例しているのが、なんとも興味深いです。





 
 
 

 

1/28/2014

氷上の場外乱闘?スピードスケートのおばちゃん@シンガポール

シンガポールにアイスホッケーのチームがある。

これだけで驚かれる事も多いのですが、実はシンガポールにはフィギアスケートもスピードスケートもチームがあります。実際見た事はありませんがカーリングもあるみたいです。フィギアはたぶん何人かの先生がいらっしゃるみたいなので「チーム」と言うよりは「クラブ」と言う感じかも知れません。

日本と同じで「スケート連盟」なるものがシンガポールにもあり、フィギアもスピードもホッケーも名を連ねており、アイスリンクも日本と同じ様にそれぞれが時間を取って練習しているわけです。

Ice Dragonsは毎週水曜日が試合だったのですが、Age groupが一番上のJ太郎達のチーム(Majors)はIce Dragonsの中では一番最後の時間帯となり、その後はスピードスケートの枠になっています。

何が問題かと言うと、Majorsのゲームが終わった後(Majorsの枠は8時30分から9時30分)9時30分から始まるアイススケートの代表のおばちゃんが、9時20分ごろから試合中のベンチに入って来て、コーチに向かって

「9時30分からはスピードスケートだ!さっさと終われ!」

と怒鳴りこんで来るのです。それも最初から喧嘩ごし。

さっさと終われと言われても試合終了まで後3分とか5分とか残っていて、時計も回しているので時間も見れば「後3分で終わる」とかわかるわけです。それなにの怒鳴り込む。

スピードスケートは保護の為にリンクのWallに大きなマットを置きます。その用意をする為に時間がかかるので、こっちが早く終われと言うわけなのか何なのか?

平日は7時に一般滑走が終わりザンボが入り、その後7時30分からPeeWeesのゲームが始まります。でも本当は7時15分から始まる予定だったのです。

何故試合開始が7時15分から7時30分になってしまったのか?

それは、リンクの従業員が一般滑走のお客さんを7時にリンクから上がらせる事が出来ないからです。

日本では考えられませんが(よくある事ですが)、のんびりしたお客さんとのんびりした従業員。7時になっても「一般滑走終了です。リンクから上がって下さい~」とアナウンスが入るわけでもなく、従業員が笛を吹いてお客さんに合図するわけでもなく。

お客さんがいてもザンボを開始。お客さんもザンボが入ってもまだ滑ってるし...。

そんなこんなで一般滑走が終わるのが遅れてしまうわけです。

PeeWeesのゲーム開始が遅れると必然的に次のMajorsのゲームも遅れるわけで。そうするとおのずとMajorsの後のスピードスケートも開始が遅れる。

しかし、その一番最初の部分がわかっていないスピードスケートのおばちゃんはものすごい勢いでコーチに食ってかかるのです。私とて、アメリカでも生活した事があるので気の強い押しの強い自分の言いたい事しか言わない女性にお目にかかった事は何度もありますが、このおばちゃんはすごい!

でもってシンガポーリアンなのでものすごい早口で英語のピッチが非常に高い。強いシンガポールアクセント。私なんかは何言ってるのか理解出来ませんでした。

見た目はいかついけど、とりあえず女性にはナイスな北米男子のコーチもこれにはキレてました。いや女性だろうが男性だろうが、あの剣幕でしょっぱなから来られたら話しになりません。

まさしく「場外乱闘」。ベンチにいる子供達も「何事?」とライン・チェンジに遅れてしまったり。

そんな事が何回かあった後スピードスケートのおばちゃんも納得したのか、それ以降の怒鳴り込みは無くなりましたが、Ice Dragonsも試合の日を水曜日から月曜日に変えて今は平和が戻って来ました。

アイスリンクを使った競技をしている同士、出来ればもめる事なく仲良くしたいものです。


1/27/2014

春節気分で盛り上がる、シンガポールのアイスリンク


華やかな旧正月の飾りの下での練習するSingapore Ice Dragons (U15)


中華系住民が75%と一番多いシンガポールは旧正月が一番盛り上がるイベント。
その旧正月を今週末に控えて、アイスリンクもすっかり春節モード。

日本は最近お正月元旦でも開いているお店が多かったりして、以前の様な「お正月までに食料確保!」みたいな雰囲気はありませんが、シンガポールでは旧正月前日のスーパーには長い列が出来たりします。
もちろんアイスリンクも旧正月はお休みです。
 


お正月開けてしばらくしたバレンタインにはアイスリンクで「ドラゴンダンス」。

よく中華街とかで見かけるやつをアイスの上でやっちゃおう!
って事らしく、J太郎によると日曜日の朝にスケートを履いた子供達が
「ドラゴン」持って練習しているそうです。
ロッカールームの奥にはこの「ドラゴン」ちゃんが無造作に置いてあります。

バレンタインデーには他にも「プロポーズ大作戦」(昔の日本のテレビ番組じゃなくて)、
文字通りガチで
「プロポーズ」するカップルを募集しています。
アメリカ人とかこう言うサプライズのプロポーズをよくパブリックでしてますが、
断られる事は想定していないんだろうか?
と、いつも思います。

シンガポール人もスケート履いて片膝付いて、
「結婚して下さい!」
とかするのかな?

よほどスケートに自信がないと途中でコケちゃったりしたらシャレにならんよね。
 
旧正月イベント関連でもうひとつ。

「当日伝統的中国衣装を着て来た方には中国のお面をプレゼント!」

って、男性はともかく女性があのタイトなチャイナドレスでスケートするのかなぁ?
で、お面もらってもスケートするのに邪魔な様な...。

なんか無理がある企画の様な気がするけど抽選でLLC航空会社の$4,400分のチケットが
もらえるそうなので、
みんな頑張って「伝統的中国衣装」でスケートするのかも。

ちょっと見てみたい気もします。